
NIL 55
2面から有料ですが、ダブルドラゴンシリーズのファンなので購入しました。 ベースは2ファミコン版なのですが、容量が2ファミコン版に比べ、余裕があるので後半のステージになるにつれ、敵がたくさん出てこれるようになりました‥が、同時に敵の攻撃力が上がる上、挟み撃ちにあいやすく、すぐにやられてしまいます‥。一応ダウン時の起き上がりに技を出すと無敵時間が付与されますが、前方にしか攻撃判定がないので上述の挟み撃ちで、やはりやられてしまいます‥。せめて、後ろ側にも攻撃判定があればよかったのですが‥。ただ、有限とはいえ、コンテニューはあるし、クリアしたステージから再スタートすることもできるので、まったくクリアできない難易度ではないです。 一方で、ステージをクリアしたり等で一定の条件を満たすと、主人公のリー兄弟だけでなく、今作の敵キャラや1ファミコン版のラスボスや3ファミコン版及び3アーケード版の仲間達が使えるようになるのは良かったです。ただ、移植等で削除や他のキャラに差し替えられる事が多く、国内版ではリターン版以降出番のないジェフが実装されなかったのは残念でしたが‥。

田中克典
過去作の懐かしいBGMや2作目をベースとした動き、クリア後に使えるアンロックキャラ(本作に登場するキャラや過去作のキャラ)は懐かしいし使っていて楽しい。 しかし、その懐かしい感情を覆すのに十分な位目に余る調整不足だらけの所謂「クソゲー」。 自機は基本的に2作目と同じかそれ以下のもっさりした挙動なのに敵はバンバンダッシュや特殊移動で動きまくるので捉えにくく、AIが変に賢くなったので技をだしても軸ずらしやしゃがみなどで回避される。更に容量がファミコンより増えたためか一画面に登場する雑魚の数が増えたために囲まれてタコ殴りにされるし、自機で使えるようになったためか全員に必殺技が付いたためにこっちの技が潰されやすくなった(特にステージ後半の中ボスクラスの技は体力の6割を持っていくのがザラ)。 その対策として起き上がりに技を出せば無敵時間が付いたが短すぎて何にも対策になってない(リー兄弟の天殺龍神拳や爆魔龍神脚は出し終わった後に無敵が切れるので硬直時間を叩かれるし、どちらも片方しか攻撃判定が無いので無敵時間が切れた途端後ろから殴られる)。特に本作は起き上がりを叩かれることが多く、ステージ後半のローパーのブーメランを連射されると無敵時間を使っても回避できずダメージ受けてダウンして…と調整を放棄したとしか思えない現象が多々出てくる。 せめてファイナルファイトみたいに起き上がり全方位攻撃で抜けられるのであれば(一部のキャラでは可能、それでも無敵時間が続かないので反撃される)まだ良かったのだが。 技を組み合わせたコンビネーション(キック⇒前キック⇒爆魔龍神脚とか)は使っていて壮快だが、それすらも横やりでつぶされるので爽快感よりストレスが勝ってしまう。 コンテニューは無限なのが救いだが、これもゲームオーバーになったステージからではなく一つ前のステージからなので余計にストレスがたまる。 昔のファミコンは理不尽な難易度の作品も多く、本作もそうだと思えばそこまでだし、有料の2面以降も当時のファミコンのフルプライスに比べれば全然安いのでそんなもんと割り切ればそこまでだが。 以上の事から懐かしさで星2にはしているものの、ゲーム性としては星1かそれ以下です。
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ダブドラⅡの必殺技が引き継がれていて、懐かしさを覚えました。 作品としてはとてもいいと思いますが、操作性が悪いです。特に十字キーの前後が操作しづらく、前を押しているつもりでも斜めに歩いたりして結構鬱陶しいです。
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